試験と資格!賞状技法士や賞状書士になるには?

賞状を書く筆耕の仕事をしたいのなら、賞状技法士や賞状書士の技術はどうしても必要です。それでは賞状技法士賞状書士なるにはどうしたら良いのでしょうか?そもそも、賞状筆耕の資格試験は必要なのでしょうか?

 

等級の取得に関して

 

各賞状資格にはだいたい等級があります。賞状技法士を例にとると、『最高位1級>準1級>2級>3級』と4段階あります。最高位の1級は年に1回試験があって、東京と大阪の2会場で1日かけて行われます。1級の合格率は10%程度で、なかなかの狭き門なのです。

 

1級以外には試験はありません。カリキュラムを消化し、その時点のレベルに達していれば自動的にいただけます。実は、1級試験はどの時点で受けても構いません。3級しか持っていなくても、1級試験を受験をして合格すれば、一気に取得する事が可能です。過去にそんな人が数名いたそうです。

 

賞状筆耕の国家資格?

 

賞状技法士、賞状書士、賞状書法など、賞状を書く為の資格は呼び方が異なります。これは何故かと言うと、それぞれが各書道団体の民間資格だからです。

 

それでは、賞状を書く仕事の国家資格が有るかというと、特にありません。というか、書道界で国家資格と言うものはありません。

 

公的資格という意味で『毛筆書写技能検定』『硬筆書写技能検定』がありますが、書写技能検定であっても最高位1級が無ければ書道の先生をやってはいけない訳ではありません。

 

ということは、「賞状技法士や賞状書士になるには?」の問いの答えは
自分で勝手に名乗っていい
ということになります。

 

賞状技法士や賞状書士の資格

 

賞状技法士や賞状書士は民間資格なので、賞状技法士や賞状書士の資格が無ければ、筆耕の仕事ができない訳ではありません。自分で賞状を書く技術があれば、仕事をしてしまって構いません。

 

ちなみに現在、僕は賞状技法士の最高位1級を取得していますが、1級を取得したから筆耕の仕事を始めたわけではありません。筆耕コムを開設し筆耕の仕事を始めてからもしばらくは準1級の状態でした。

 

賞状技法士を学ぶ者にとって最高位1級は目指すべき目標ですが、自分の技能を高める為の目標であって、賞状を書く仕事とは直接関係ありません。

 

でも、技術の目標があると言う事はとてもありがたい事で、自分の技術を客観的に図る基準になってくれます。書写検定1級合格と合わせて、日々の練習の良い糧になりました。

 

 

その世界を知る

 

賞状筆耕の世界だけではありませんが、何事もその世界の実情を知ることがとても大切です。自分が仕事を始めるにしても、その世界を知らなければ、先が見えず不安が先行してしまいます。

 

賞状の講座を受講する事は、賞状筆耕の世界を知る第一歩になります。まずは、受講する事をお勧めします。

 

・・・が、各講座はそれぞれ特徴があるので、自分に最適かどうかは保証できません。どの講座を選択するかは、資料を自分の目で見て判断してください。

書状のお仕事より賞状のレイアウトについての画像

>>>賞状技法士・賞状書士・ユーキャン賞状書法の比較一覧ページへ<<<

※書風(書きぶり)が全く異なります。無料資料請求して比べてみましょう。