反省しても後悔はするな

筆耕の仕事をしていると、ミスや失敗は必ずあります。でも、いちいちクヨクヨしていられません。反省はすべきですが、後悔だけはしてはいけないのです。



後悔しない人生


『後悔しない人生』これは、僕が常々考えていることです。そして、今現在が人生の最高の瞬間だと思っています。


  • あの時にこうしておけば良かった
  • あの時に戻りたい・・・


そんな後悔はないのです。その時々の失敗や成功が無ければ今の自分はありません。すべては今の自分を形作る為の糧でしかないのです。


こんなことを言うと、前向きな人だなと思われるかもしれませんが、昔からこんな考えだったわけではありません。


若い頃は後悔ばかり、いつもクヨクヨしているような性格でした。そして、そんな性格がかわり、過去に対して後悔しなくなったのは、書道と出会ってからです。



技術の向上


書道の技術は練習すれば向上します。そして、その向上は比較的分かりやすいと思います。


今現在、僕の書道の技術は人生最高です。明日になれば、明日が最高でしょう。明後日になれば明後日が最高です。


もちろん、身体的な衰えはいつかは来るでしょう。80~90になれば震顫もあるかもしれません。しかし、代わりに知識は蓄積されていきます。


そう考えると、トータルとしては死ぬときが自分の最高の状態と言えるのです。もちろん、健康には気を使わなくてはいけませんが。


そんなことを思える書道に出会えたことには感謝しかありません。



筆耕でのミス


筆耕の仕事の現場でも必ずミスは出ます。


  • 文字を間違えた
  • 汚してしまった
  • 請求金額を間違えた


色々とあるのですが、いちいち悔やんでいる暇はありません。文字を間違えたり汚してしまったら、書き直すだけです。


請求金額を間違えたら、先方にすぐに連絡を取って、謝って、再度請求書を送るだけです。


失敗した過去の事は、考える暇があったりら行動してしまうのです。時間がもったいないですからね。


ただ、失敗をしても何もしない訳ではありません。必ず改善します。つまり同じミスは繰り返さないのです。


そして、これを反省と言います。後悔ではないのです。



反省の繰り返しで最高の自分になる


後悔ではなく、反省を繰り返すことで人は成長します。そして、人の成長は限界がありません。


書道は特に成長を感じることができますが、限界はありません。書道・筆耕の反省を繰り返して、最高の自分で死ねたら本望と感じるのは極論でしょうか。


成長の喜びを与えてくれる書道、そんな書道の技術をダイレクトに活かすことができる筆耕。


自分の人生をより彩ってくれるのが筆耕の仕事なのです。