文部科学省後援の毛筆・硬筆書写技能検定をご存知ですか?ここ2~3年、最高位1級取得のために頑張っていて、それをブログで書いていたらたくさん質問をいただきました。

 

書写検定と筆耕士の関係?ブログに書いていたらたくさんの質問が!

 

書写検定って何?

 

少し前、毛筆書写技能検定と硬筆書写技能検定の最高位1級を取得することができました。それぞれ【2級⇒準1級⇒1級】と受けてきたのですが、スムーズにはいかずに、1級では何度も落ちて苦労しました。

 

書写技能検定(通称書写検定)は、文部科学省が後援している書道唯一の公的資格です。硬筆と毛筆があり、最高位は1級です。最高位1級を取ると【指導者証】の発行を受けられます。

 

硬筆・毛筆書写検定1級合格指導者証

 

一般的な書道〇級、〇段、師範代などは民間の書道団体の等級です。文部科学省に認定されていることが多いですが、公的資格とは言えません。

 

分かり易い例でいうと、履歴書に書くとき、一般的な書道団体の等級は特技の欄に書くことができます。一方、書写検定は資格の欄に書くことができます。

 

書写検定は誰でも受験可能です。学校単位や書道単体単位での受験ができますが、僕のように個人で申し込むと、各都道府県の試験会場に行き、試験を受けます。

 

どの等級からでも受けられるので、腕に自信があればいきなり1級を受けるのもアリです。書道学科の大学生、書道の先生、書道愛好家、僕のような筆耕士、いろいろな人が受けていますよね。

 

書写検定と筆耕士の関係?ブログに書いていたらたくさんの質問が!

 

ブログに書いていたら

 

そんな書写検定への挑戦をブログに赤裸々に綴っていたら、たくさんの質問をいただくようになりました。

 

「筆耕士になるには書写検定が必要ですか?」

 

確かに、バリバリの筆耕士の自分が必死に練習したり勉強している姿をブログに書くと、そう思う人がいても不思議ではありません。

 

これの答えは「書写検定と筆耕は関係ありません」です。

 

書写検定に挑戦したのは自分磨きが第一です。そして、どこに行っても通用する書道資格を獲得したいという思いからです。筆耕については全く関係がありません。

 

看板は大きい

 

ただ、看板が増えることはとても大きい意味を持ちます。

 

僕は書道歴が決して長いわけではないので、看板は【賞状技法士】しか持っていません。書道の看板を持っていないのです。

 

民間の書道団体の【○○書道会師範】など持っていません。持っていれば賞状技法士と2枚の看板になります。そうすれば信頼度は高まります。

 

とはいっても、今から入会して獲得を目指してもいいのですが、たぶん何年もかかりますよね。入会した時に、いきなり「8段からスタートさせてください」というわけにもいかないでしょう。

 

今回、硬筆・毛筆書写検定1級を取得したことで大きな2枚の看板を手に入れたことになったのです。

 

書写検定と筆耕士の関係?ブログに書いていたらたくさんの質問が!

 

書写検定はおすすめ

 

筆耕と書写検定は関係ありませんが、書写検定の受験はおすすめです。なぜなら、間違いなく知識と技術が高まるからです。

 

・・・というか、書道に携わっている人には全ておすすめです。できれば小学校・中学校の先生も2級くらいは持っていてもらいたい…。

 

1つの目標に向かって頑張ることは、日々の生活に活力を与えてくれます。その目標も自分を高めてくれることなので張り合いがとても大きいです。

 

そして、書写検定1級を取得するとすごく大きな自身につながります。筆耕とは直接関係がありませんが、チャンスがあったら挑戦してみてはいかがでしょうか。

書状のお仕事より賞状のレイアウトについての画像

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