安かろう悪かろうにならないよう料金設定は慎重に

筆耕業者さんのHPやSNSは定期的にチェックするようにしています。そこで気になったのが料金設定です。自分が筆耕の仕事を始める時に最も悩んだのも料金設定ですが、最近は個人運営の方が増えているのか、料金設定も様々です。

 

筆耕コムの料金設定

 

分かりやすい料金として、賞状全文を例にとります。筆耕コムは賞状全文100文字まで4,200円です。100文字以上の場合は5文字毎に170円加算しています。123文字の賞状は4,880円、209文字の賞状は7,770円です。

 

この数字を見て、どのように感じるでしょうか?「高いなぁ~」「安いなぁ~」様々な感想があるでしょう。この料金設定は、他の筆耕業者さんを参考にして平均値を取りました。自分の技能からすると適正価格だと思っています。

 

様々な料金設定

 

様々な筆耕士さんを見ていると、賞状の料金はそれぞれです。1枚1万円近くの高額の筆耕士さんもいますし、1枚2,000円くらいの安価な筆耕士さんもいます。どれが正解と言う訳では無く、それぞれの技能に沿った設定で、それぞれに考えがあると思います。

 

商売は単価が高い方が良い

 

これはビジネスの話になりますが、個人経営の場合、商品単価はズバリ高い方が良いです。これは商品単価が安い事が悪いのではなくて、商品単価が安いと現実的に運営が難しいからです。

 

商品単価が安い場合は薄利多売になります。薄利多売はシッカリしたシステムが構築されていないと成り立ちません。シッカリしたシステムは人数もかかるのです。つまり、個人経営には向いていないビジネスモデルなのです。

 

筆耕は商品単価を自分で決められる

 

筆耕は技術を売る商売です。当然見合った技術を持っていなければいけませんが、可能な限り商品単価を高くした方が良いのです。お客様が手を出せない価格ではいけませんが、丁度いい塩梅を探って価格を付けるべきです。

 

自営の筆耕は自分で料金を設定できます。自分に自信があれば、料金を高くすればいいですし、自信が無ければそれなりの値段にすればいいでしょう。ただ、それなりの値段しかつけられないなら、もう少し修行してからデビューした方が良いかもしれません。

 

異常に安い筆耕士

 

時々、凄まじく安い値段で運営している筆耕士さんを見かけます。それぞれ考えがあるのでいいのですが、これならコンビニでバイトした方が儲かるのでは?と心配してしまいます。

 

折角、自営で筆耕のお仕事をするのなら、書いただけで満足するのではでは無く、ビジネスとしても成り立つようにしたらいかがでしょうか?あまりに安いと『安かろう悪かろう』と偏見をもたれてしまいそうです。

書状のお仕事より賞状のレイアウトについての画像

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