賞状の筆耕には資格が必要か?

賞状を書くお仕事、つまり筆耕のお仕事に資格は必要でしょうか?そんな疑問を持っている方が少なくないようです。ヤフー知恵袋などでも、「筆耕の仕事をやりたいので、資格の取り方を教えてください?」等の質問を良く見かけます。

 

 

国家資格?

 

結論から言ってしまうと、賞状の筆耕には資格は必要ありません。筆耕というか、書道関連で履歴書等に正式に書ける資格や等級は1つだけです。それは、文部省後援(毛筆・硬筆)書写技能検定です。

 

賞状の筆耕には資格は必要ないので、今すぐに仕事を始める事も可能だという事です。筆耕士の国家資格は存在しないので、自分で筆耕士だと名乗れば、筆耕士だという事です。

 

民間資格

 

では、賞状書士や賞状技法士とは何でしょうか?賞状書士も賞状技法士もそれぞれ3級〜1級が存在します。これらは、それぞれの団体のカリキュラムを消化したり、検定を受けるなどして取得できる民間資格です。民間資格と言う事は、仕事等に拘束力はありません。

 

では、これらの等級は意味が無いのかと言うと、決してそんな事はありません。民間資格であれ、等級や資格を持っているという事は、その人の努力の証であると共に、技量を計る物差しにもなります。「賞状技法士2級です。」と言うと、どの程度の技量と知識を持っているのかは、相手にイメージを持たせる手助けになる訳です。

 

何にしても技術

 

勿論、賞状書士や賞状技法士の等級や資格を持っていなくても、賞状を書く技術を持っていれば、筆耕の仕事はできます。…が、芸術書道がそのまま直結しないのが、賞状の難しさです。賞状を書く際には毛筆の技術以上にレイアウトの知識が必要になるからです。

 

レイアウトを理解していない賞状は、バレます。我々のようなプロが見れば当然分かりますが、一般の方が見ても「?」と感じる可能性が高いです。お金を頂くのであれば、最低限の知識は知っておいた方が良いでしょう。

 

賞状の筆耕には資格は必要ありません。しかし、賞状を書くための技術と知識が必要です。シンプルな答えですが、理解しておきましょう。

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