通信講座に注意!筆耕士になる為の3つのポイント

筆耕士になる為には、筆耕の知識と技術が必要になります。筆耕と言っても幅が広いので、自分がどんな技術を身に付けたくて、どんな知識が必要かを知っておきましょう。

 

通信講座に注意!筆耕士になる為の3つのポイント

 

やっぱり賞状講座

 

筆耕の仕事は幅が広いです。賞状、宛名書き、式辞、熨斗、リボン、記章などの細字から、命名書、式次第、看板、垂れ幕などの大きな字もあります。

 

書道を長年学んでいる人であれば、これらの筆耕業務の多くはできてしまうかもしれません。特に大きな文字の筆耕なら、バランスさえ気を付ければ可能でしょう。ただし細字!特に賞状はそうはいきません。

 

賞状筆耕だけは専門で勉強しないと書く事ができないでしょう。書道の先生ならそれっぽく書く事は出来ても、やはり明らかにプロが書いた賞状に見劣りしてしまいます。これは、毛筆の技術以上にレイアウトの知識が重要になるからです。

 

僕のところに『○○書道会』からの賞状依頼が年に数件来ます。芸術書道であれば、僕よりも遥かに達筆の先生方がいるはずなのですが、賞状だけは別物と言う事なのでしょう。

 

筆耕士と言う事であれば、他の人には真似のできない技術が欲しいところです。そうであれば、やっぱり賞状講座を受講すべきだと思います。

 

通信か?通学か?

 

賞状講座を受ける際に、通信講座が良いのか?通学した方が良いのか?と言う事があります。これはどちらでも良いのですが、通学が可能なら通学をお勧めします。

 

理由は単純で、家で一人で書くよりも教室で学んだ方が緊張感が増し効率的だからです。また、先生に直接指導を受けられ、質問をする事も出来ます。さらに、他の受講生と情報の交換をする事もできます。

 

講座によっては通信講座のみの場合もあるでしょうけれど、資料を良く見てみると通学の事も書いてあったりします。賞状講座を選択する際に判断材料の一つとしてみてください。

 

好みの書風

 

個人的に賞状の通信講座を選ぶ際に最も重要だと思うのが『書風』です。このサイト内の他のページでも紹介していますが、講座によって『書風』が全く異なります。つまり書き振りの事です。

 

僕が学んだ『賞状技法士』は、シャープでキリッとしていて個人的にはカッコいいと思うのですが、『アンバランスの美』と言う感じの不思議な特徴を持っています。もしかすると、芸術書道の経験が長い人は好みが分かれるかもしれません。

 

他の賞状講座はいかにも賞状っぽい書き方をしています。少し丸みを帯びた楷書で、線が太くどっしりとした感じです。正直、僕の好みではありませんでした。

 

このように、賞状講座によって『書風』が異なるのですが、選択の基準は好みと言う事になります。自分が良いと思った『書風』がベストで、せっかくお金を出して学ぶのなら好みの書風の講座を選択してください。

 

どの講座を選んでも

 

賞状講座であれば、どの講座で学んでもレイアウトの知識は身に付きます。また、宛名や式辞や熨斗など賞状以外の書き方も付属して学べます。その点は安心です。

 

「筆耕会社に入りたい」「自営で始めたい」と思っても、知識と技術が無ければ始まりません。逆に言えば、筆耕士になる為に必要な知識と技術を身に付けてしまえば、あとは仕事をするだけです。

 

毎日練習>1日おき>週1回>月1回

 

練習は嘘をつかないので、やればやるだけ上達します。賞状講座で学ぶ際も、できるだけ最短で習得する事を心掛ましょう。人間はその気なれば『できない事の方が少ない』のです。まずは、資料請求して自分に合った講座を選択する事から始めてみてください。

書状のお仕事より賞状のレイアウトについての画像

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※書風(書きぶり)が全く異なります。無料資料請求して比べてみましょう。