書道を習っていてその技術を活かしたいと思っている人は少なくありません。 そして神社で働いている。神社でバイトしている。という話もよく聞きます。そんな『神社によくある書道の仕事』とはどのようなお仕事でしょうか?
最もよく聞くのが『年末年始の短期アルバイト』です。神社が最も忙しい時期の短期アルバイトですね。
僕の友人も毎年数名が神社の短期アルバイトに行っています。
業務内容は主にお札書きです。神社名や神様の名前、祈祷を受ける人の名前などです。その他、神社内に貼る注意書きや告知文なども頼まれて書いているそうです。
在宅でお札を書いている人も結構います。
超忙しいそうです。
神社ではないのですが、東北のとあるお寺で「年末年始2週間泊まり込みの仕事」ができる人がいなか、問合せを受けたことがあります。
結局見つからなかったのですが、わざわざ泊まり込みなんて、現地に筆耕ができる人がいないのでしょうか?と思いました。実際に、筆耕の技術を持った人が圧倒的に少ないということです。
正直、神社で長期のお仕事を経験している人の話はあまり聞いたことがありません。
例えば『御朱印』がありますが、御朱印専属で書道の専門家が働いているということは聞いたことがありません。
通常、神社の『御朱印』は神官さんが自ら書いたり、巫女さんなどの通常の職員やアルバイトが書いていることが多いようです。
時々、すごく上手な『御朱印』を見かけますが、書いてくれた職員に話を聞いてみると「高校の時に書道部だった」という事でした。
年末年始の短期アルバイトですが、巫女さんのアルバイト募集はよく見かけますが、お札書きなど書道系の募集している神社は見たことがありません。
実際にアルバイトしている人に聞くと、神社から直接頼まれたり、人づてに頼まれることが多いようです。
募集をかけるまでないにしても神社側も人材を確保するのが苦労しているようです。特に中規模の神社。
もし、神社で書道系のアルバイトをしたいのなら、直接営業してしまえばいいと思います。
自分の作品のサンプルを幾つかの神社に持ち込み「必要であれば声をかけてください」のようにすればOKでしょう。
持ち込むときの書道作品は細字の楷書がベストです。最も必要とされるのが『細字の楷書』ですからね。
『細字の楷書』に苦手意識がある人は練習しておきましょう。
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