筆耕の仕事がしたくてサラリーマンから自営業者になるときの注意点をご紹介します。意外に見落としがちな自営業者のデメリットとは?
自営で筆耕の仕事を運営する場合、在宅ワークでできるので、毎日が自由です。1日の予定を自分で決めることができるので、好きな時に寝て、好きな時に仕事をすることができます。
通勤時間も無いので、毎日の時間を有意義に使うことができ、仕事も勉強も遊びも自分次第で十分楽しむことができます。
また、対人ストレスも極小で済みます。人付き合いが苦手な人や、人と話すのが苦手な人も安心して仕事をすることができます。
こうして考えると在宅ワークって夢のような毎日ですよね。
今現在、自営業をしていて、筆耕の仕事を始める人は全く問題ありませんのでこのページは飛ばしていただいて構いません。問題は今はサラリーマンの人です。
サラリーマンをしていて副業として筆耕の仕事をする場合、確定申告さえしっかり行えば、これも問題ないでしょう。
問題は脱サラして筆耕を始めようと考えている人です。書籍などで勉強している人は良いのですが、自営業者とはどういうものかをあまり知らないと、あとで後悔することになるかもしれません。
極初歩的なことなのですが、サラリーマンと自営業者では仕事のアプローチ、税金の事、人生設計など、全く異なります。
まず、税金ですが、自分で確定申告をしなくてはいけません。これは副業の人も同じですが、国民の義務です。サラリーマンの時は給料から天引きされていましたが、自営業者は自分で行います。
白色申告と青色申告の選択から申告の仕方等は、たくさんの書籍が出ているので勉強してください。
また、年金は厚生年金から国民年金になります。厚生年金は掛け金の半分を会社が出してくれましたが、国民年金は全額自分で納めます。
老年になって受け取る額にも大きな差があります。厚生年金と比べると小さな額です。iDeCo(個人型確定拠出年金) も含めて、しっかりと考えましょう。
健康保険もありますし、納税ではインボイス制度も始まるので、自営業でも消費税を考えなくてはいけません。
そして、そもそも毎月の収入が安定しません。仕事が取れなければ収入は0になります。自分のアイデア、技術、集客努力がそのまま収入に直結するのです。
法人と比べ、自営業者は社会的信用が低くなります。中には個人自営業者とは取引しない会社も珍しくありません。
フリーランスが一般的になってきたので、ひと昔前に比べると改善されてはいますが、社会的信用という面では法人よりも分が悪いことを認識してください。認識したうえで、自分がどう身を振っていくかを考えます。
そして、意外にできそうでできないのが自己管理です。
冒頭に『自営業者は毎日が自由』と書きましたが、これはとても危険です。仕事するのも自由、遊ぶのも自由、寝るのも自由。自由に囲まれて生きていく場合、自分でしっかり自己管理していかないと失敗します。
仕事の時間をしっかり決めて、勉強する時間を取って、食事もシッカリ摂生する。これが簡単そうですができない人が多いです。
特に摂生ですが、自営業者は自分の体が資本です。そのために病気になると直接仕事に穴をあけてしまいます。だから健康管理はとても重要になります。
時間に自由が利くので、「明日は休みたいので、今日は3時間余計に仕事をしよう」といったことが可能です。誰にも気兼ねなく休むことができます。
自己管理ができる人なら、これはとても魅力的な仕事のスタイルです。しかし、自分に甘い人なら大きなリスクとなります。
当サイトでは、「自営業は良いよ!」と結構書いてしまっているのですが、それはあくまで僕から見た視点です。
自営業は魅力的な反面、大きなリスクも潜んでいることを知っておいて下さい。
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